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アメリカって左利きが少ないの?

      2019/09/04

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アメリカでは左利きは約2%しかいないといわれています。

アメリカは自由の国・最先端というイメージがあるので、左利きが多そうな気がしませんか?
しかし、イメージ反して左利きは少ないというデータ。

これはどういうことなのでしょうか?

利き手を矯正する風潮はない

一昔前の日本では左利きは右利きに直される風潮がありました。

アメリカは日本よりも左利きの人の割合が少ないんだから、日本以上に右利きに矯正される風潮があるのでは!?
そう思った人もいるでしょう。

しかし、アメリカでは早い段階から、利き手を矯正することはこどもに悪影響を与えるという研究結果が出ていました。
そのため、利き手を矯正することに熱心なわけではないのです。

両利きが28%もいるんです

左利きの人が2%なら、98%は右利きなんだよね?
そう思った方もいるでしょう。

でも、違うんです。
アメリカで右利きの人はおよそ7割だと言われています。

左利きが2%で右利きが70%・・・じゃあ不足している28%は何なんだ!?ということになりますよね。

その28%にあたるのが両利きなんです。

さすがアメリカ。
利き手は左右どちらかの2択ではなく、両方という選択肢を取る人も結構いるんですね。

どっちも利き手でいいじゃん!といった感じでしょうか。

おわりに

というわけで、アメリカは両利きの人が多いことで、左利きの割合が少なくなっているんですね。
見方を変えれば、約3割の人は左手を器用に使えることになります。

そういえば、2015年のメジャーリーグではアスレチックスのパット・ベンディットが両投げの投手としてデビューしましたね。
ベンディット投手は、史上初の「常時両投げ」の投手とのことです。

過去にも左右両方の手で投げた投手はいるのですが、それは右投手が1試合だけ左で救援登板したことがあるというもの。
レアケースとして、もう一方の手で投げていたのです。

一方、ベンディット投手の場合は、場面に応じて投球する手を使い分けます。
そのため、彼は左右の両端に親指が入る六本指の特注グラブを使っているのです。

両利きが多いという背景を考えると、こういった投手が出てくるのも不思議ではありませんね。

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