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利き手は遺伝によって決まるのか?

   

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右利きが9割、左利きが1割といわれている人間の利き手。
左利きが圧倒的に少ないわけです。

では、利き手は何をもって決まるのでしょうか。
利き手の決定要因の1つとして、よく言われているのが「遺伝」です。

イギリス王室には左利きが多い

左利きと遺伝に関して雑学ネタ的に取り上げられるのがイギリス王室。
エリザベス女王(エリザベス2世)、チャールズ皇太子、ウイリアム王子と、現在の女王から3代左利きが続いています。

また、エリザベス女王の父親であるジョージ6世も左利き。
※ちなみに、ジョージ6世の妻でエリザベス王妃も左利き。

さらに血縁をさかのぼると、ビクトリア女王も左利きだったとのこと。

中には右利きに矯正した人もいるようですが、イギリス王室では結構な割合で左利きが生まれています。

両親ともに左利きだと左利きになりやすい!?

両親の利き手とその子どもの利き手の関連性はどうなんでしょうか?

ある調査結果では、両親と子供の利き手について次のような結果が出ているとのこと。

・両親ともに右利きの場合:こどもが左利きの確率は9.5%
・片方の親が左利きの場合:こどもが左利きの確率は19.5%
・両親ともに左利きの場合:こどもが左利きの確率は26.1%

左利きの子供が生まれる確率が最も高いのは、両親ともに左利きだった場合です。
ちなみに、父親と母親のどちらかが左利きだった場合では、母親が左利きである方が左利きになる確率が高いそうです。

遺伝はどの程度影響している?

ここまでを見ると、遺伝が関係ありそうな気もしてきますよね。
でも、ちょっと待ってください。

上で紹介したデータでは、両親ともに左利きの場合に子供が左利きである確率は26.1%。
これは見方を変えれば、両親ともに左利きであっても73.9%は右利きのこどもになるということです。
決して、両親ともに左利きなら、右利きよりも左利きのこどもの方が生まれやすいわけではありません。

遺伝によって利き手が決まるのであれば、両親が左利きの場合は100%近い確率で左利きのこどもになるはずです。
そういう意味で、遺伝の影響はそれほど大きくないと考える人も少なくありません。

しかし、遺伝が影響している可能性もまだ否定できません。
利き手に関する研究は様々に行われていますが、未だ利き手を決める要因ははっきりとしていないからです。

遺伝が影響しているかもしれませんし、その他の要因で決まる可能性もあるとも考えられています。
また、なにか1つの要因だけではなく、遺伝も含めた様々な要因が重なり合って決まる可能性もあります。

今後も様々な利き手に関する研究が行われると思います。
いつの日か、利き手の謎が解明される日が来るかもしれませんね。

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